春先になると、どこからともなくやってきて、大量に増えていくアブラムシ。
汚いし、気持ち悪くて嫌になっちゃいますよね、放置しちゃだめです見つけた時が対応するときです。
アブラムシは人に危害を与えたりしないのですが、
放置すると被害がどんどん大きくなってしまい最悪の場合植物が枯れてしまいます。
茎や葉っぱに緑やら黄色や黒いのやら小さくてなかなか初期段階では見つけられず、少し増えてこないとなかなか見つけられません。
見つけたときには「なんじゃこりゃ」となっちゃうんですよね、大体そんな感じではないでしょうか。
私は、大量に発生しないと気付かないんです・・・・趣味のレベルを超えられません。
それでは、アブラムシがいるとどうなるのか、発生させないための方法や発生してしまったらの対処法などアブラムシについて少し見ていきたいと思います。
もしよろしければ、最後までご覧いただけると幸いです。
アブラムシに寄生されると
寄生されてもすぐには影響はありませんが、放置してしまうと最悪枯れてしまいます。
植物の栄養が吸われていきますので、成長が阻害されたり、アブラムシは甘いベタベタした排泄物を出します、その排せつ物のおかげで別のスス病(カビ)という病気に侵されてしまったりアリを呼びよせてしまいます。アリも害虫の部類に入ります。
ウイルスも運んできてしまいます、病気の植物の栄養を吸ったアブラムシの口針にウイルスが付着し別の植物の栄養を吸うときに口針を刺します、その時にウイルスに感染してしまうわけです。
アブラムシの発生する原因
卵から孵ったり、どこからともなく飛んでやってきます。まあ害虫とはそう言うものなんですけど、
100%発生させないは事は出来ませんが、発生しやすくなる原因もあるので、見ていきましょう。
窒素が含まれる肥料のやりすぎ
アブラムシは窒素を含んだ肥料を与えると発生しやすくなります。
窒素を含んだ肥料を与えなければいいんじゃないかと思いますが、植物が成長していくのに窒素はものすごく必要なものになります。
簡単に説明しますと、植物か光合成をし成長します。光合成に不可欠な緑葉素が窒素が無いと作られないので窒素が無いと育たなくなります。
光合成で作った栄養分がアブラムシは大好きなのです。
肥料系は必要量を守りましょう。
日当たりや風通しが悪い
植物が密になりすぎると発生の確率は上がっていきます。
アブラムシだけではないとトラブルも発生しやすくなるので、植物に合った剪定をして、日当たり、風通しを良くしましょう。
アブラムシの対策
対策をしたからといって100%アブラムシが発生しなくなるわけではありません。
ですが、アブラムシが発生する確率が下がります。農薬はあまり使いたくないのですが、最終手段として使いましょう。
コンパニオンプランツ
アブラムシの嫌いな匂いや成分を出す、植物を一緒に育てやり方。
近づけさせ無くしたり、自身に寄生させたり、匂いの強い植物が多いでしょうか。
コンパニオンプランツには相性があるため守りたい植物との相性を確認お願いします。
光が苦手
アブラムシは光に弱いと言われていますので、
株もとの土にアルミホールを敷いて、光を反射させて寄り付かないようにする。
黄色い物におびき寄せる
黄色い物に集まる性質がありますので、黄色い物を植物の近くに設置しておびき寄せる。
市販の商品や薬を使う(農薬含む)
虫取りシート(捕獲機)もいろんな種類の物が販売されています、色は黄色い物が多いような気がします。
有名なのがオルトラン粒剤ですかね、土にまぶしておくと予防になりアブラムシ以外の害虫にも効果があります、スプレータイプのものもありますが、効果がある期間があるので、再度散布します。
市販の薬を使用す場合は、用法と容量を守って使用お願いします。
アブラムシの対応
頑張っていろんな対策をやっても出てしまうのがアブラムシなんですが、発生してしまったら早めに対応しましょう。
どんどん増えていき別の植物に被害が出てしまいま。
農薬を使わないで駆除できればいいのですが手が付けられなくなったら放置しないで、使用する方向で考えてくださいね。。
手で取る
根気よく手で取って潰していきましょう。
テープで取る
手で取る同様に根気よく取っていきましょう。
テープを輪にしてペタペタと取っていきます。あまり強くすると葉や茎を折ってしまいますので、力加減に気を付けて作業してください。
流水で流す
ちょっと強めのシャワーで洗い流す。アブラムシは水分を嫌いますので結構効果はあるはずです。
天敵で駆除
アブラムシの天敵といえばテントウムシです。テントウムシに食べてもらいましょう。
注意しなければいけないのが、アブラムシは甘い排泄物でアリを呼び込みテントウムシから守ってもらっています。
お酢を薄めて散布
お酢を水で200倍~500倍に薄め散布します。
薄めずに散布すると 葉焼け の症状や別のトラブルののもとになりますので、気を付けてください。
市販でお酢ベースの商品も発売されていますので薄めたり、面倒な場合は使用するのもいいと思います。
木酢液を散布
市販で販売されていますので、購入してください。
濃度にもよりますが、土壌の活性化も期待できます。
購入品の希釈の度合いがありますので必ず確認してください、あまり濃いと植物を枯らすことがあります。
牛乳を散布
牛乳をそのままアブラムシにかける、牛乳が乾くときの膜でアブラムシを窒息させる方法です。
使用後は必ず水で洗い流さないと匂いがきつく、株の原因になってしまいます。
市販の薬を使う
収穫間際まで使用しても大丈夫なものや、天然成分でアブラムシを包み込んでしまう商品も販売されています。
それでも、どうにもならない場合には農薬の使用も考えてみてください。
市販の薬を使用す場合は、用法と容量を守って使用お願いします。
最後に
アブラムシ、対策をしていても発生してしまうこともあります。
繁殖力がものすごいので見つけたらすぐに対応しないと余計な手間がかかってしまいます。
こまめに確認大事ですよね。早い段階で見つけ、対応ることができるのが一番簡単な方法です。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。