室内育成もできる?ハーブのカモミールしかも種から育て収穫する。

カモミールは大体2種類に分けられます。

一年草で背が高くなるジャーマンカモミール、多年草でどちらかで言うと地面を這うイメージはローマンカモミール

ハーブティで使われるのはジャーマンカモミールの方が多いです。ローマンカモミールは比べると少し苦味が強い感じの味になります。

そこで今回は最終目的がカモミールティを目指して種からの育て方をご紹介していこうと思いますので、ジャーマンカモミールを使っていきます。

種から育てると大変そうで難しく思われがちですがカモミールなかなか簡単に育てられます。

ハーブの仲間は初心者の方にも楽しく育てていけます、その中でもカモミールは入門編にばっちりです。

それでも100%の成功はありませんがチャレンジしてはいかがでしょうか

種から育てると、愛着が出てきますので最終的にカモミールティの味は格別なものになるでしょう。

カモミールはキク科の植物に分類されるのでキクアレルギーをお持ちの方は注意してください。

カモミールは苗床を作ってから植え替えるのが丈夫になりますのでお勧めです。

それでは、カモミール育て方をご紹介していきます。うまくいくといいですね。

準備するもの

初めに種まき用だけをそろえましょう、万が一発芽しなかった事も考えておきましょう。

タネ

ジャーマンカモミールのタネを用意

裏面に書いてあると思いますが、書いてなければ一年草で確認お願いします。

種まき用

水はけがよく保水性がある土、種まき用の土なんか用意できれば最高です。

種をまく土はあまり栄養がない土が好ましいのです

ダイソー 種まきポット VS サカタのタネ そのまま植えられる土ポット
...

植え替え用

植え替えの時に使う土は、市販のお花の土だったり野菜の土で問題ありません。何か余っている土があれば使っちゃいましょう。

特にない場合はハーブ専用の土も販売されています。

○○の土を使うのがいろんな物が配合されているので一番手軽なんじゃないでしょうか。

自分で配合する場合は人それぞれの配合になるので正解がありません、一般的には赤玉(小)+腐葉土を7対3の割合で混ぜ化成肥料を必要量混ぜるがよく言われています。

ポット(植えるもの)

種まき用

育成ポット(小)や、土ポットなどホームセンターや100円ショップなんかで購入できます。

ペットボトルの底を切った物や、卵のパックでも代用可能です。

カモミールは発芽専用の容器を要したほうがいいです。

植え替え用

ビニールポット3号~4号ぐらい又は植木鉢やプランター

道具

シート シャベル ジョウロ 霧吹き 鉢 プランター ピンセット 紙 割りばし 楊枝 など

種からカモミールを育てる

種まきの時期

春の3月~4月 秋の9月~10月がいいと思います。

購入された種袋の裏側に書いてありますの確認をしてくださいね。

春まきより秋まきをお勧めします。

時間がかかってしまうのがネックになりますが大きく育ちますので花の数も多くなります。

種まき

シートを敷いて作業しましょう、土をいじる作業は結構汚れます。

種まき用ポットに土を入れて種をまく前に水を土に含ませてください。底から水が出るくらいまです。

重ならない様タネを置く

物凄く細かい種なのでピンセットでもは難しいですが頑張ってください。

紙を折ってその上に種を置き斜めにしながら割りばしや楊枝で落とす方法が有名です。

種の上に土をかける

種が隠れるくらいでかけて、手で少し押さえて土となじませて下し。。

穴を掘って埋めないでください。

カモミールは発芽するのに光が必要ですので深めに埋めると、発芽率が下がってしまします。

水をあげる

霧吹きがあれば使った方がいいですよ。

水流が激しいと種が流されたりしちゃいますので気を付けてください。

土が乾いたら優しく水を上げてください。

鉢受け皿に水を入れて下から吸わせても大丈夫。底面給水と呼びます。

温度(土温)にもよりますが大体1週間前後で発芽するのではないでしょうか。

発芽

かわいい芽が出てくるとうれしくなります。

元気な芽を残して間引きしましょう、心で見極めてください。

せっかく出てきたのに、かわいそうな感じもしますが、ここは心を鬼にして(笑)。

あまり密になりすぎるとうまく育たなかったりしますので葉と葉が触れ合わないよう間引きします。

発芽しました、ものすごい密です。やはり種まき失敗してました。

植え替え(ビニールポット)

本葉1~2枚出てきたら根っこを切らないようにして3号ぐらいのビニールポットへ植え替えしておきます。

もう少し管理してしっかりした苗にしてから植木鉢やプランターに植え替えます。

摘心

株の数が少ないときに花を多く咲かせるには摘心をします。

苗の時期に行います20cm前後になったら茎の先端を摘み取ります。

摘心すると枝が増えるので花が多く咲くという仕組みです。

定植

苗が育ったら、植木鉢 プランター 地面に定植させます。

カモミールは蒸れるのが嫌いなので風通しを考え成長した時に密にならないように

株間は25~30cm間隔で定植していきます。

苗のサイズに穴を掘り植えてたっぷりの水をあげてください。

地植にする場合はカモミールは酸性を嫌いますので定植する前に苦土石灰等で土作りをしてください。

水やり

土の表面が乾いたら底から出るくらいたっぷり水をあげてください。

剪定

枝や葉っぱが混み合ってくると風通しが悪くなり蒸れるのを防ぐために間引きが必要になるかもしれません、特に梅雨時期は気を付けた方が良いです。

病気

うどん粉病 花、茎、葉に発生する白いカビです。枯れてしまったり、ほかの株に感染したりするので、早めの対策が必要です。

薬を使ったり重曹やお酢を使って対策をしてください。 

害虫

アブラムシを発見したら早めに対策をしましょう。アブラムシが出す甘い液体によりほかの害虫が寄ってきてしまいます。

数が少ないときは手で取ればよいのですが、多くなってしまったらそうもいきません、薬を使ったり木酢液等を使いましょう。

テントウムシを使うのも効果的なんですがね・・・どこかにい行っちゃうんですよ

アブラムシ発見、でも大丈夫なんです。これさえ見ればバッチリ対応できます。
...

収穫

ジャーマンカモミールは花の部分を収穫していきます。葉っぱや茎には匂いがありません。

摘み取った花を水で軽く洗い黄色い部分を乾燥させていきます。

乾燥して冷凍して一年ぐらいは持つと思いますが早めに使いましょう。

全部の花を収穫しないでタネを取る用の花も育ててください。

花びらが落ち真ん中の黄色い部分が茶色くなってきたら収穫し乾燥させましょう。

しっかり乾燥したら花から種を取り出しましよう。

次に繋げていきましょ。

切り戻し

花を収穫したら、不要な枝を切り戻をしておきましょう。

そうすることで、これから咲く花達に栄養がいきわたります

カモミールティ

生の花でも、乾燥させた花でも 作り方は大体同じです。

作り方

  1. 花を5個~10個お好みで摘み
  2. 汚れを水洗いし水分を取り
  3. 熱湯200ml注ぎ
  4. 3分~5分待つ

量や時間はお好みで調整お願いします。

リンゴみたいな香りで、飲みやすいと思いますがいかがでしょう。

飲みにくい場合はハチミツやミルクを入れてもおいしいですしミントやほかのハーブを入れると違った風味になります。

色々試してみたください。

カモミールはキク科の植物に分類されるのでキクアレルギーをお持ちの方は注意してください。

最後に(まとめ)

いかがだったでしょうか。

種をまく、芽が出る、植え替える、世話をする、最後にご褒美、美味しい

こんな感じでしょうか?

時間や手間がかかつた分、おいしいかもしれませし、もしかしたら失敗してご褒美もらえないかも知れませんが、どうでしょうか。

もし、失敗してしまったら諦めずにもう一度、チャレンジをお勧めします。

失敗が役に立つことがあります。

趣味としてのハーブ栽培気にって頂けると嬉しいですね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

育て方
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いつでも たちどまろう。