葉っぱにうどん粉?小麦粉?誰だ!こぼしてそのままなのは!!
なんてことはないでしょうか(笑)
植物の葉っぱに現れる白い粉、うどん粉の様に見えるのでうどん粉病といいます、結構安易なネーミングではないでしょうか、でも解りやすいですね。
うどん粉の正体はカビ(糸状菌)です。
カビ菌は空気中や土の中にいるのです、それが繁殖できる環境になると一気に増えて目に見えるようになるんです。
うどん粉病の菌は土の中に潜んでいることが多いみたいです。
なので全ての植物に発生してしまいます。
発生時期も、屋外で4月~11月で、室内環境だと一年中、注意が必要な位厄介な病原菌です。
厄介者ですが、ちゃんと対策や対応がわかっていれば、実際に発生してしまっても大丈夫です。
忘れてしまつても、いいんです。
いつでもここに来てください。
うどん粉病になってしまうと
まず、葉っぱに白い粉がかかった様な状態になり、だんだん白くなっていき、葉から新芽や茎に広がっていきます。
葉っぱが菌でおおわれてしまうので、植物は光合成が出来なくなってしまうので、だんだん植物自体が弱っていき最終的には枯れてしまうことがあります。
茎の場合は水揚げが出来なくなり枯れてしまうこともあります。
日頃の観察が重要になってきます。早期発見、早期対処が肝心です。
うどん粉病になる原因と対策
雨で土が跳ね、葉っぱに付いたり、風で土の中の菌が舞って、葉っぱに付いたりして環境が合うと増殖し目に見えてきます。
対策をすれば100%うどん粉病が発生しなくなる、なんてことはありませんのでよろしくお願いします。
原因がわかると対策もし易くなりますので、確認お願いします。
肥料
原因
窒素の成分が入った肥料のあげ過ぎ、窒素は植物の生育に不可欠な栄養ですが与えすぎで、植物の吸収量をオーバーしてしまうと、栄養が余ってしまいカビ菌のえさになってしまう。
窒素を過剰に与えると植物自体が弱くなってしまい、病害虫の被害を受けやすくなってしまいます。
カリウム成分が少なくてもよくありません。カリウムは根をの発育を促進させ植物を丈夫で病気や寒さの抵抗力が付きます。
対策
対策ということでは倍のですが、肥料は適切な量を与えないといけませんね、大は小を兼ねるの考えはすてましょう。
人間同様食べ過ぎは注意です。
日当たり、風通し
原因
乾燥を好む性質がありますが、日当たりや風通しが良い環境つくりも考えましょう
カビは太陽光に含まれる紫外線が嫌いなので日陰を好みます。
対策
風通しが良くなると湿気もなくなりますので、カビの発生が抑えられます。
日に当てることが大事です。株元の葉にも日の光が当たるように、剪定等で管理お願いします。
カビには直射日光に当てて乾燥させるのが良いのですが、植物によっては「葉焼け」を起こしてしまいますので注意が必要です。
乾燥
原因
一般的なカビとは少し変わっていて、乾燥している環境でも発生してしまう特徴があります。
しかし、30度超える夏場は、発生する確率は下がります。
朝晩とに日中の温度差が高い時期や、雨、晴れを繰り返す環境でも発生することが多いです。
対策
対自然 対季節になってくると思います、これは難しいですよね、気温、湿度管理家、家庭菜園や趣味の園芸ではレベルがたかすぎますね。
何か良い方法があれば教えてください。
市販の薬品を使う
市販の化学薬品を使用する。
農薬を使うのはどうしても抵抗がある方も多いと思います、今はオーガニックな化学薬品も販売されています、効き目はやはり落ちてしまいますが、選択肢の1つに考えておいても良いと思います。
その他
マルチング(土にカバー)ををして雨時の土の飛び跳ねをカバーさせる。
園芸なんかではウッドチップなんか有名ですよね、景観も良くなります。
うどん粉病の対策
色んな対応をしていてもうどん粉病になることはあります。
葉っぱにうどん粉病を発見してしまつたら、後でやろうではなく、すぐに対策をお勧めします。
そんなに強い菌ではないのですが、増殖力が高いので気を付けましょう。
重曹スプレー
初期の発見できれば、重曹を水で希釈してうどん粉病に霧吹き等で散布すると治る可能性が高くなりますので初期発見です。
重曹を水で1000倍に希釈
重曹1㌘に対して水1000㍑ ペットボトルを使用すると割と簡単に作れます。
重曹が濃いと葉っぱが黒く変色してしまいますので希釈量は注意が必要です。
重曹はいちよう食品用を用意しましよ。
数日、様子を見てうどん粉病が消えていれば成功です、進行が止まっている、少なくなったであればもう一度散布して様子を見てみましょう。
お酢スプレー
重曹スプレー同様に希釈して散布します。初期の段階であれば、治る可能性があります。
お酢30ccに水500ccを混ぜて散布する
重曹同様、数日間様子を見ます。
お酢スプレーは撒くと結構な匂いが発生してしまいますので、注意が必要です。
切り取る
初期の段階を過ぎてしまっていたら、早めにうどん粉病に感染している葉っぱを切り取って処分します。
早めに処置しておけば、周りに感染が広がるのを抑えられます。
市販の薬剤を使う
対策の項目でお話しましたが、オーガニックな薬品も販売せれていますので、気になる方は選択肢の一つに入れてください。
もし農薬を使用する場合は、手袋やマスク、ゴーグルを必ず着用お願いします。
最後に(まとめ)
どうでしたか?
葉っぱに白い粉が付いていたらうどん粉病です。
まずは、重曹スプレーやお酢スプレーで治るか確認お願いします。
治らない場合は病原の葉っぱを切りとって拡大を防ぎましょう
市販品の薬剤で、うどん粉病に効くしかもオーガニックの商品もあります。
ご自身の環境にあった方法で対策お願いします。
うどん粉病は早期発見が何より大事ですので、日ごろから確認、観察お願いします。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとございました。